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【年末の贈り物】M4780●江戸明治和本等＞烏丸帖 烏丸殿より三条との御息女への御文 土肥直康
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●江戸明治和本●烏丸帖［烏丸殿より三条との御息女への御文］（明治26年）
【判型】縦長本3巻3冊。縦294粍。
【作者】伝烏丸光広作。土肥直康（樵石）書・序。
【年代等】明治26年10月自序。明治26年11月刊。［東京］金港堂書籍会社（原亮三郎）板。
【備考】分類「往来物」。全冊袋綴じ展開収録。『烏丸帖［烏丸殿より三条との御息女への御文］』は、烏丸光広作と仮託された『烏丸帖』の本文を半丁に2行・無訓で綴った手本。『烏丸帖』の基となった『仮名教訓』には異本が多く、書名も諸本によってまちまちだが、本書は前文と「第一、慈悲のこゝろありて人を憐み、虫・けたものゝうへ迄も露情を懸け給ひ…」で始まる11カ条から成る。巻頭「はしがき」に筆道の基本を説くが、その基本を習得するべく、本書の上・中・下巻であえて筆法を変化させた旨を記す。
★原装・題簽欠・概ね美本。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。
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